fc2ブログ
鹿島アントラーズ

応援風景の古今東西

  今やJリーグでは、海外サッカーの真似から始まった「跳ねて、歌って、手を叩く」 応援が、当たり前のゴール裏風景となっています。 若い方々は、あり余る体力をぶつけることができ、大きな声を出すことでストレス解消にもなっているのでしょうね。

  ところで、Jリーグ発足以前のJSL時代には、このような応援はあったのでしょうか。 当時は、今ほど足繁くスタジアムに通ったわけではありませんし、特定のチームに肩入れすることなくボーッと観戦していましたので、どうにも記憶がありません。

  そもそも、観客数が今のJ3にも及ばない閑散としたものでしたから、スタジアムはとても静かでしたよ。 もしかしたら、読売クラブは太鼓を使ってサンバ風の応援をしていたかもしれませんが、やっていたとしても少人数の応援団だったと思われますので、耳に残らなかったのかも知れませんね。

  今様の応援がない時代からサッカーを見てきた年寄りにとって、太鼓主導の一糸乱れぬチャントというのは、試合観戦への集中力が途切れる原因になるので、あまり随唱したいとは思いません。 特に試合の流れに関わらず、のべつまくなしダラダラと声を上げなければならない雰囲気には抵抗を感じています。

  ひねくれたじじいはゴール裏を避けて、サイドラインで勝手に叫んでいますが、全てのチャントを否定するものではありません。
  2002年の日韓ワールド杯では、札幌でイングランド対アルゼンチン戦を見て、初めて世界の生チャントに接しました。 「♪チャッチャ・チャッチャッ♪チャチャチャチャッ・イングランド♪」 と、手拍子と声だけのカッコ良さに、衝撃を受けたものでした。

  オールド・トラッフォードでマンUの試合を観戦をした時にも、その応援風景に感動した記憶があります。
  日本と違い、コールリーダーは存在しないのです。 観客たちの視線はプレーに集中しており、良いプレーには拍手で、トリッキーなプレーには声で讃えていました。

  そして、たまに起こるチャントと言えば、トラメガや太鼓のない 「声と手拍子」 です。 始めるきっかけは、誰からともなく、スタンドの壁や床を蹴り叩き、さあ、やるぞ! と勝手に声を上げ、周りに注意喚起してから始めていました。
  壁はたまったものではないですけれど、これにつられるように、あちらこちらから声があがり始め、あっという間に満員の場内に広がったので、びっくりしました。

  内容は味方を鼓舞するものやら、敵を揶揄するものまで様々のように推測されましたが、残念ながら意味は全く解りませんでした(笑)。
  もちろん、お国により応援風景は違うものですし、真似すればよいものでもありません。 鹿島のプライドにかけても、よそのチームのチャントをパクることだけは、あり得ないでしょうけど。

  かつて 「やべっちFC」 で松本山雅FCの誕生秘話を放送していました。 その中で、爆発的に山雅のファンが増えた理由の一つとして、応援歌の存在があると言っていました。

  なるほど、サッカー観戦初心者に、選手の特徴やチームの戦術などを語っても、何の意味もありません。 「歌を覚えて、一緒に歌って手拍子をする」 ことの方が大切で、そのコツをレクチャーする人達が、 「みんなで一緒に楽しもうよ」 というスタンスで広めているそうです。

  昨年、アルウィンへ行き、ゴール裏の声と手拍子のキレと、サポーターの一体感は本当に凄いと感じました。 それが、メインとバックスタンドのファンの手拍子へと伝播する躍動感は鳥肌ものでしたよ。 あの試合は、松本サポーターの雰囲気に負けてしまったのかもしれませんね。

  こんな日本サッカーの風景を見ていると、スタジアムの雰囲気や一緒に応援する感じを楽しんでもらうことも、ファンを増やすためには有効であり、Jリーグの集客力を上げるための一つの方法だと、最近、ようやく思うようになりました。

  国民性の違いやサッカーの歴史の違いがあるのと同様に、応援についても、人は様々な考え方を持っていますから、尊重しなければなりませんね。
  それでも個人的には、ブブゼラだけは勘弁してもらいたいと思っています。 応援方法としては、野球の傘を振り回したり、バレーボールのスティックバルーンもやりたくないですね。

  チャントは、絶対にやれよと強要せず、やりたい者がやりたい時に同調すれば良いでしょう。 多くのファンが、声をあげたくなる雰囲気が大事です。
  途切れることなく歌い続けるだけではなく、時には緊迫した空気のなか、選手の声やボールを蹴る音だけが聞こえる、し~んと静まり返ったスタンドも良いものですよ。

がんばろう 鹿島アントラーズ!!

ご覧いただきありがとうございます。 応援していただければ幸いです。
    ↓
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村



関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 鹿島アントラーズ
ジャンル : スポーツ

2016-01-21 : 鹿島アントラーズ・全般 :
Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

まき岩魚

Author:まき岩魚
ぼけ防止のため、大好きな鹿島アントラーズや渓流釣り、文化財巡りの旅について綴ります。

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR