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室屋はFC東京へ&闘病記その3

  鹿島もオファーを出していたと言われるU―23日本代表の室屋 (明治大学) が、今季からFC東京とプロ契約を結ぶことになったとスポーツ紙が報じていました。

  リオ五輪アジア最終予選では、その豊富な運動量と準々決勝イラン戦で、豊川の先制弾をアシストした左足のクロスが秀逸で、鹿島に来ればさらに技術が磨かれて良いSBになるのになぁ…と思っていました。

  鹿島の左SBは手薄ですが、右SBには西と伊東がいますので、即戦力として出場機会を得ることは難しいでしょう。
  加えて、オリンピック選出は1クラブ3人という紳士協定もありますし、明治大学に通学することも考えれば、鹿島は選べなかったのだと推測されます。
  高いポテンシャルを持った選手なので大変残念に思いますが、縁がありませんでしたね。

  さて、鹿島のネタがないので、闘病記の続きです。 11月のNHK 「クローズアップ現代」 を眺めていましたら、私が担ぎ込まれたK大学病院高度救命救急センターの風景が映し出されていました。

  思わず 「あ~っ!ここ!」 と声をあげてしまいましたよ。 知っているというか、懐かしいというか…、ついこの間まで、たくさんの管やら電気コードに繋がれて、まったく身動きができずに過ごした場所が、放映されていたのです。 広いフロアの中央にスタッフがいて、それを取り囲むようにベッドが30床ほどありました。

  ふた月前の記憶が、一気に蘇りましたね。 緊急手術の後、救命救急センターのICUであるTCC (Trauma&Critical care Center) の病棟へ運ばれたのでした。
  左隣のベッドには、目だけ残して全身を包帯でグルグル巻きにされた人が横たわっていました。 右隣のベッドには、一人でず~っと飼い犬の話を呟いている中年女性が、ベッドの上に起き上がっていました。

  還暦前後とおぼしきこの女性は、精神的に破たんしているようでしたが、どうして一般病棟ではなくTCCにいるのか、ふと疑問に思いました。 看護師さんとのやり取りが聞こえ、ようやく事態が飲み込めました。

「薬をたくさん飲んだことを覚えていない?」
「薬なんて飲んでないよぉ~。…荷物の中のタバコを取ってぇ」
「病院内は禁煙です!」

  なるほど、薬の過剰摂取で緊急搬送されたと分かりました。 この度の 「クローズアップ現代」 の放送内容と同じでした。 オーバードーズと言うそうです。 最近では、数多くの患者さんが緊急搬送されて来るという話でした。

  鹿じいは、この婆さんに一晩中悩まされましたよ。 TCCは24時間面会可能なのですが、旦那とおぼしき人が来て、夜の11時ごろから1時ごろまで切れ目なくしゃべり続けていました。
  旦那が帰って、ようやく静かになったと思ったのも束の間、今度は携帯で飼い犬と会話 (?) が始まりました。 私自身が術後の不安に駆られていたのに、それ以上にお隣りが辛かったですね。

  ウトウトしかけた頃、夜半の2時過ぎでしたでしょうか。 今度は左隣です。 4~5人の男女が、突然ドカドカと乱入して来て叫びました。
「目を開けてよぉ~」
「何で先へ行っちゃうのぉ~」
「(残される) お父さんが可愛そう」 全員、大声で号泣につぐ号泣でした。

  どうした?何が起こった?右隣りの婆さんも 「どうしたのよぉ~」 と絶叫!お亡くなりになったのだと分かり、すっかり目が覚めてしまいました。
  親族は、2時間近く泣き叫んでいましたなぁ。 見ず知らずの方とはいえ、さすがの鹿じいも、もらい泣きしてしまい、この状況をひたすら耐えるだけでした。

  地獄の一夜でしたね。 一睡もできずに、朝を迎えました。 右隣りは午前中に、精神病院へ転院して行きました。
  これで静かになり、今夜は眠れるわいと喜んだところ、看護師さんから 「同じTCCの二人部屋へ転床しましょう」 とのこと。 だったら始めから、そうしてくれればよかったのに!と毒づきたくなりましたなぁ。

  突然の転床は、一晩中、左右の苦難を耐えたご褒美なのか、それとも単に病院の都合なのか、分からぬままベッドごと移動しました。

  喜びも束の間、今度は相部屋の寝たきり老人が、ラジオを高音で消灯時間まで流しっぱなしでした。 本当に人生、上手くいかないものですね(笑)。
  ただ、あっちでピンポン、こっちでビービー、向こうでピッピッと、様々な機械音が飛び交っていたところから隔離されたことは幸いでした。
  また、夜の巷のネオンじゃあるまいというくらいの明るさが気になっていましたので、壁に仕切られた二人部屋は快適で、隣のラジオ音くらいは我慢する気になりました。

  翌日には、看護師さんが気を遣ってくださり、小型テレビをセットしてくれました。 お陰様で、隣のラジオも気にならなくなり、土曜日には第15節、NHKのサッカー中継を見ることができました。
  しかし、その放送の中で、鹿島が湘南に惨敗したことを知ることになり、ガックリしてしまいました。 

  最後になりましたが、日替わりで世話をしてくださった看護師さんたちにお礼を申し上げます。 ここは、とてもきれいな女性が揃っていて、もしもの時にもこの世に未練を残さないようにしているのだと思いました。
  また、男性の看護師さんたちも、とても親切で、有難かったです。

  高度救命救急センターとは、人生の終末に向かう見本市みたいな所でしたなぁ。 二度とは御免ですが、貴重な体験でした。 合掌です。

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2016-02-07 : その他 :
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まき岩魚

Author:まき岩魚
ぼけ防止のため、大好きな鹿島アントラーズや渓流釣り、文化財巡りの旅について綴ります。

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